今日の疲れを、明日に持ち越さない法
今日は、滞りを溜めない法、その2 禊ぎについての話です。 禊ぎといわれると、 「えっ?滝に打たれるのですか?」 「冷たい水をかぶるのですか?」 と、少し怯みませんか? たしかに修行をされている方には、 必要なのかもしれません。 しかし・・人の迷いや 心に溜まった汚れなど、 年に何回か、あるいは何年かに一回 思いついた時にする禊ぎで 本当に取れると思いますか? (修行者は別です) 一般の人は、出来れば毎日、 その日の悪いこと、 迷いも悩みも、よからぬ思いも 翌朝まで持ち越さない、 この方がずっと取れやすいのです。 トイレだって、毎日行きますね。 何日も溜めるのは身体にも悪いし、 心のストレスにもなるのと同じ では毎日出来る「禊ぎ」をお伝えします。 家のお風呂でします。 そして冷水でなく、お湯をかぶります。 お風呂に入る前に、 お湯をかぶっての禊ぎをします。 そんな生ぬるいことを と言われるかもしれません。 しかし「お湯」とは、 「火」と「水」の力の両方が 加わっています。 「火」は「カ」 「水」は、「ミ」です。 つまり「カ」「ミ」=神 やり方は、こ
心の迷いや、よからぬ思いを残さないために
心に迷いを持ったとき、 よからぬ思いが湧き出たとき、 そんな時には、 どうしたらいいでしょうか? 即座に打ち消す。 『禊ぎ』で後に残さない。 この二つです。 人だから、表に出さないだけで、 迷いのない人はいません。 とても人には聞かせられないような、 よくない思いが出てしまうこともあります。 言葉に出したわけではないから、 だれにも知られないだろう・・ しかしこれは、大変な誤りです。 昔から言われている言葉。 「おてんとうさまが見ているよ」 「天知る、地知る、汝知る」が、 こんな時こそ、生きるからです。 誰も見ていなくても、天が見ている 自分の足元の大地が見ている、 そして誰よりも、自分自身がみている。 そのままにしておくと、 あなたの人生に影響することもあります。 何ですか、それは? たとえば仕事が辛くて、 「もう・・何もしたくない」 こんな思いが、 よぎることはありませんか? これは、即座に打ち消して下さい。 「(仕事)やりたいんだ!」 「やるぞ!乗り越えるんだ!」と。 それをそのままにしていると、 自分の中に残ります。 辛い時には、いつの間
開運の充電タイム
大人になると、よほど意識しないと 自分の為の充電時間は、 取りにくいですね。 でも充電の時間を持っている人と、 そうでない人では、 先に行って大きな開きが出てきます。 私の尊敬する方達も、 お正月休み、元旦を除いて、 自分一人で読書三昧の インプットタイムの人、 今回のゴールデンウィークを利用して、 一週間の心理学セミナーに参加の人、 一人合宿の人 などなど・・ インプットは、 読書やセミナー参加ばかりではなく、 身体の声を聞いての、 健康を充電する時間もいいですね。 もうずいぶん長いこと、 自分の身体の声を無視し続けて、 走り続けてきた。 身体も心も、 パキパキ音をたてそうな中で、 頑張ってきたというあなた。 面かぶりクロールには、 限界があります。 どこかで息を抜き、 新しい息を吸い込む時間、 自分のために、 自分の身体の声を聞く、 そしていたわってすごす そんな充電タイム それは自分の力を より加速させる 魔法の時間かもしれません。 今回のゴールデンウィークは、 長い人は10連休とか・・ あなたは、どんな充電タイムを もちますか? 私的な事
「忙しい!忙しい!」の口癖は、運を遠ざける
「忙しい!忙しい!」 が、口癖の人がいますね。 そして「バタバタしている」も。 でもこれを言い続けていると、 どんどん運が遠のきます。 「忙しい!忙しい!」 とセカセカしていますから、 どうしても気短になりますね。 そんな時は、相手の話を ゆとりを持って受け止めにくいのです。 だから相手の望む真意を、 くみ取りきれません。 ビジネスで、 「空気を読む」ことは、 マイナスだという人もいますが、 相手の真意をくみ取れないのは、 トラブルの元。 相手は、その望んでいることを すべて言葉に出して 言ってくれるとは限りません。 クレームでも、実はこの対応をすれば (相手の不満に感じている思いを満たせば) 案外すんなり、解決することも、 相手が怒っている 真意を受け取れずに 逆上させてしまうことも あるからです。 そして「忙しい!忙しい!」 の連発が、 運を遠ざける最大の理由は、 「もうこれ以上、 用事を増やしたくない=仕事が来て欲しくない」 のあらわれと、 神様に受け取られるです。 良い運や、いい縁、いい仕事は、 神様からのプレゼント。 「忙しい!忙しい!
忙しい時こそ、心がけたいこと
それは、自分の心を満たすこと。 それは、たくさんの荷物を載せても、 (たくさんの仕事をこなしても) 走り続けるエネルギーになり得ます。 「ココロも満タンに」 というコマーシャルがありましたが、 あなたの心は満たされていますか? 忙しさに紛れて、 ココロなんかどこかに忘れてしまった・・ しかし給油しないで、 車が走れないように、 人の心を満たさずに、 走り続けることは、出来ないのです。 今、出来ているように見えているのは、 車を手で押して、前に進めている状態。 200キロで走れる車でも、 その能力の10分の1も出ないでしょう。 心を満たさずに、 仕事で走り続けるのは、 それに似ています。 あなたが本来持っている力、 実は、その10分の1も 出せない状態になっています。 ヒラメキも出なければ、 運も呼び寄せられない。 心を満たすことに、 時間はかかりません。 それは、人をねぎらうのと同時に (自分ひとりのところで)、 自分で自分をねぎらうこと、 ほめること。 一日の見直し、 反省は大事なことですが、 それと同じくらい、いえそれ以上に 大事なことは、コ
五月病を避けるためにも、人を大きく伸ばしたい人が、心がけること
新入社員の五月病 という言葉がありますね。 新しい環境に馴染めずに、 緊張が少し解けた、 その時期に色々な問題が起こると。 医療的なことは、 専門の方にお任せするとして、 今の季節、 人を大きく育てたい人にとって、 是非とも心がけて欲しいことがあります。 それは・・相手の心に うるおいを与えておくということ。 今は、二十四節気の穀雨(こくう)が過ぎ、 五月五日の『立夏』に向かっています。 『夏』には、春芽生えたものが、 大きく成長する要素を持っています。 人も同じです。 しかしその前に、 「穀雨」があるということは・・ 大きく成長する前には、 先にうるおいを与えておくことが大事 ということ。 これが足りないと、 成長のための強い力を加えたとき、 干からびたり、負けてしまいます。 うるおいとは、言葉をかえていえば、 愛情、優しさ・・ 本当にその人を厳しく仕込む前に、 互いの信頼関係とでも言える うるおい、愛情を注いでおく。 今は、その時期です。 社員なり、 自分が育てたいと思っている人に、 普段以上に、愛情を注いで 相手の心を潤わることを心がけて下
判断に、情けは必要か?
トップの立場にある人が、 大切な判断を下すときに、 何を心得としたらよいのでしょうか? 一般に、情をかけた判断をする方が、 優しい人のように思われます。 判断の時に、 こんな言葉を聞くことはありませんか? 「それではかわいそうだから・・」 「厳しすぎるのではないか」 「何とかしてあげたい」 かつて、師からこんな言葉を言われました。 『情けは美しいが、判断を誤る』 「情けは、人の心としてとても美しいものだ。 しかし、よく聞きなさい。 判断の中に、情けが加わると、 その判断が狂うことがある。 トップは、あくまで誤りのない判断を することこそが求められる。 大局を見誤らないことこそ、 大切なのだ。 判断の時には、あくまで冷静に行い、 そして判断をした後に、 思いやりのある言葉を添えるとか、 その後の処置の時などに、 情けを加えることは、暖かいことで、 人として忘れてはならないことだ。 しかし、 『情けは、美しいが、判断を誤る』 この言葉を、トップの立場にある人は、 大事な判断の際に、忘れてはならない」 師は、 若手の経営者の魂の道場としての 大志塾、そ
片付けが、なぜ今、世界的にもてはやされるのか
それは、モノだけでなく、 情報もあふれかえって、 私達の生活も心の中も、 身動きつかないくらいに ゆとりが無くなっているから。 パソコンでも データ量が一定基準を超えると、 動きが突然悪くなるように、 私達の頭の中も、フリーズ寸前まで データを詰め込んで、思考が停止して、 人生が・・フリーズ寸前になっている。 そんなことはありませんか? あなたの能力は、 もっともっと素晴らしいはずなのに、 自分の持っている能力の 千分の一も出せない状態になってはいませんか? 自分では、詰め込んだつもりはなくても、 日々、洪水のように情報は入ってきます。 だからどんどん捨てないと、 大事なモノが埋もれてしまう。 大事なモノが、行方不明になって、 気がついたときには、 もう何の役にも立たない、 賞味期限切れになっていた・・ だから、大切なのは、空間。 シンプルで、心静かに過ごせる空間、 しなやかに、そしてしたたかに活動できる空間 自分の価値観の確立。 自分にとって必要なもの、 大切なことの見極めこそが大事。 そうでないと、 あれも、これも、 必要に思えて捨てられない
男女の相性を、活かす為にも 良縁祈願
男女の相性は、 種と畑の相性ともいわれます。 どんなによい籾だね(お米)でも それが砂漠に植えられたら育ちにくい。 または育っても、ひ弱で実りも小さい。 それがわが子や、その後に生まれる 孫の人生で起きたら、 自分のこと以上に辛い・・ですね。 わが子には、 努力が努力として報われる人生を、 実りある人生を過ごして欲しい。 そう思いませんか? 稲米には、水田、 サボテンは、砂漠に植えてこそ、 本来その人が持っている 素晴らしさを発揮出来ます。 男女の相性も、 これに近いものがあります。 その種、素質を最大限に活かせる 相性の人と結ばれていますか? 「砂漠で、米を作る」 「田んぼに、サボテン」 と言われると、 「それでは、実らないよ」と、 誰でもわかるのに、 人同士の組み合わせになると、 「何で、よりにもよって・・」 と言いたくなる相性のカップルが 結構多いのです。 男女の相性は、 表面から見えるその人からは、 案外わかりにくいし、 「運」や「縁」も、 人知では、なかなか計りしれません。 だから人知でおよばないことの一つとして、 良縁祈願があるのです
「全身で、話を聞く」ための秘訣
「言葉と裏腹の思いを持っている人の見極め方」
で 「話は、耳だけで聞かない」
「全身を耳にして、相手の話を聞く」 と書いたところ、 それはどうやったら、
出来るのですか? というご質問を頂きました。 そのご質問に答える前に、
少し私的な話をお許し下さい。 私の母は、途中から
かなり耳が悪くなり、 隣に座っている人の話も、
中々聞き取りにくい状態になりました。 しかし、一般的な雑談は、
聞き取れないのに、 師が大事な話をした時などは、 その話を受けて、皆さんに その場で解説をすることが、
たびたびあったのです。 「なんだ、聞こえているじゃない?」 でもその時の解説は、
驚くほど、深い内容。 当時の私も含めて、
その場にいる人は だれもそれだけの、
意味を受け取れませんでした。 話は、聞こえているはずの私達が、
真意は受け取れず、 ほとんど聞こえなかったはずの母が、
その真意をくみ取っていた。 そこで母に、
「(ほとんど、聞こえていないのに)
何でわかるの?」 尋ねたときに、 母が話してくれたのが、 「全身を、耳にして聞