

第四十五話 人を魅了する笑顔は、朝作られる?
笑顔のステキな人の周りには、 ステキなことが集まってくる。 子供の頃、人見知りで(実は今でも) 人前に出ると顔が引きつっていた私、 どんな人の前でも物怖じしないで にこやかに振る舞える友達が ほんとうにうらやましかった。 笑顔は、その人の持ち味、 生まれながらのものと思っていたけれど あるときに、 ステキな笑顔は朝作られるのでは? ということに気がつきました。 本当です。 それは、こんな話を皆さんにお伝えしたことから・・ 「毎朝、顔を洗った後に、鏡の中の自分に向かって 『おはようございます!』 と最高の笑顔であいさつして下さい。」 もちろん自分自身に です。 そしてそれを 「一ヶ月間、毎朝言い続けて下さい。」 それを聞いて実行してくれた方達の その結果は 「お得意先の方から、笑顔がさわやかだと言われました。」 と二代目経営者の方。 お姑さんから「あんたの笑顔を見ていると つられて明るい気持ちになるよ」と言われた人。 初めは自分に向かってあいさつするなんて という顔をしていた人も、ひと月くらいで 不思議なことに苦手と思っていた相手から 思いがけない


第四十四話 的中率99%の易、その人はなぜコンピュータ占いを断ったのか?
一子相伝の特殊な易をする人の話です。 その的中率は、なんと99%。 だから大企業の社長さんも内密に易を受けに来られ また企業からも、 「易をコンピューターに入れて、たくさんの方がその易を受けられるようにしたい」 という申し出が幾つも来ていました。 しかしその方は、何度依頼を受けても お断りをしていた。 それはこんな理由からです。 「私の易は、確かに99%の確率で当たります。しかし大切な事は、その易を受けたい方が“何のために受けに来るか”なのです。 99%当たっても、それが遊び半分の人やちょっとお試しという軽い気持ちでする人の時では、 わずか1%と言うけれど、 その人が人生をかけるような大事なことを占って欲しいときに外れたら、その人の人生にとって大変な事になる。 だから私は、相手に直接会ってでないと易を出さないのです。 その時に相手の目の色、 発している気を見て、それを加えて判断しないと、正確な答えは出せないからです。 しかしそれらはコンピューターには入れられない。だからお断りするのです。」 というお話しでした。 「えっ?ということは、相手に会えば


第四十三話 冬の神様をお迎えする
十一月八日は、立冬。冬の神様のお迎えの日です。
いよいよ冬の到来、寒さに向かいますね。しかし体感や目に見える季節は、秋本番。秋が深まってこれから紅葉の美しい季節ですね。
私も、紅葉の季節は大好きです。
この季節に何度か京都を旅していますが、あるときに高尾で紅葉の天ぷらを食べたことがあります。
衣に味がついていてそれ自体特別に美味しい物ではなかったけれど、「食べてしまいたいほど美しい」のですね。
その時の黄色く色づいたイチョウや紅葉の美しさが忘れられずに、お土産にイチョウと紅葉の型抜き(料理につかうものです)を求めてかえりました。
秋のキノコのお寿司の上に、型でぬいた紅葉やイチョウを散らして、黄色いぎんなんを飾る。
特別に松茸が無くても、日本人に生まれて良かったと感じるひとときです。 立冬の神迎えの話をしながら、紅葉の話になってしまいました。
立冬当日には、何かひと品でも冬の食材などを取り入れての献立があると素敵ですね。
冬というと何を思い浮かべますか?
ふろふき大根や鍋物、白菜のお漬け物。カキもRのつく月(※