第四話 鏡餅の求め方を教えて下さい。(質問に答えて)
【ご質問内容】
本の中に、「プラスチックケースで、真空パックされたものの時には、必ず鏡餅の形をしているものを求めて下さい。中に小さな丸餅が幾つも入っている物は避けて下さい。」とありますが、スーパーで見たらほとんど「丸餅 何個入り」と書かれています。どうやって求めたらいいのでしょうか。
また大きさは、どの位の物がよいのでしょうか。
【ご質問に対しまして】
今はほとんどが小さな丸餅入りですが、「上下一体型 鏡餅」として売られています。もし近くのスーパーなどでないときには、インターネットでこの言葉を検索して下さい。
ご家庭で、床の間に飾るのならば、1㎏~2㎏位でしょうか。
独身で一人暮らしなどの場合は、500g位でも、いいかもしれません。 #頂いたご質問 #全記事一覧
第三話 鏡餅の上にのせるのは、橙(だいだい)だといわれていますが、みかんでもいいでしょうか(質問に答えて)
お正月のお供え物には、それに託していろいろな願いが込められています。
橙を飾るのは、家が「代々」続いていきますようにという願いが込められています。跡取りが絶えてしまうことを絶家という言い方をしますが、将来お墓を見てくれる人がいなくなるなどと考えると、やはり寂しいことです。
鏡餅の上に、橙を飾るのは、家が代々続いて行きますようにとの祈りでもあります。
ですから鏡餅には、みかんよりも、やはり橙をのせるのがよいでしょう。
橙は、お正月用品などを売っているところで求められます。
最近は、親子でも住まいが遠く離れていて、普段は行き来があまり出来ないご家庭も少なくありません。
お子さんやお孫さんが、お正月に帰省されるなら、鏡餅のそばにお年玉などを置いて、渡して差し上げたら如何でしょうか。お正月には、鏡餅を飾ることなどが、「代々」自然に受け継がれていく事と思います。 #頂いたご質問 #全記事一覧