

第七十話 心を鎮めたい時、ご神木のそばにたたずむと
神社にある、樹齢何百年のご神木には、
不思議な力があります。
その木の下に立つだけで、
清々しい気分になったり、
気持ちが落ち着いたりします。
仕事で悩んだり、 心を鎮めたいときに、
神社にお参りして、 ご神木の近くに立つと もやもやが、吹っ切れる、 そんな力があります。 何百年も生き続けてきた樹木から、
言葉に言えない息吹と力を 与えてくれるのでしょう。
有名なのは、熱田神宮のご神木、
私もお参りすると、少し時間をかけて
ご神木の近くにたたずみます。
余り知られてはいないのですが、
富士の河口湖浅間神社には、
参道の両側には、歴史を感じる樹木が 迎えてくれます。 心静かに参道を通ってお参りした後は、
その奧には、知る人ぞ知る 素晴らしいご神木が。
人が少なく、 少し寂れた感じはありますが、
それだけに「樹の声」を聞くのには、 よいかもしれません。 #神社参拝の仕方 #全記事一覧


第六十九話 決断力がある人が、珍しくためらったときのヒント
普段行動力、決断力のある人が、
珍しくためらったときには、
どんな問題が潜んでいるのでしょうか?
普段なら、さっと決められるのに
どうもためらいがある。
なぜか、何か気が進まない。
こんな時は、理由があります。
その時の自分では、わからなくても
自分の中にあるアンテナが知らせている。
そんな場合があるからです。
今まで決断力、行動力のある方で、 成功してこられた方は、
それだけアンテナも優秀なはずです。
こんなサインが出ているかもしれません。 「まだ時期じゃない」
「このことは、するべきではない」
「このことには、関わるな」
「(それが悪いわけではないけれど) 今することは、別にある。」
もし、あなたが 決断力もあり、行動派なのに
「なぜか、ためらいが出る」とき。
無理押しする前に、
こう、自分に問いかけてみては 如何でしょうか。
「これは、今、 自分がすべき時期なのか?」
「時を得ていますか?」 ということですね。
「この人と、このことで、 関わってよいだろうか?」
大変に優秀な人


第六十八話「手に汗、握る」のは、体内のバランスを崩している?
握手をしただけで、相手の手の感触から
「この人は内蔵の
この辺りが冷えている」
「体内のバランスが
こんな風に崩れている」
などの判断が出来るデトックスの天才、
と私が呼んでいるおじさん
(ゴメンナサイ)がいます。
ご本人は六十代なのに、
先日検査した血管年齢は三十六才
だったとか。
なんとお医者さんも、
その人に時々相談しているらしいのです。
そのおじさんから、
聞かせてもらった色々な話、
私だけではもったいないので
少しご紹介します。 今日握手した私の手は、
「少しだけ汗ばんでいますね。」
「えっ?そうですか?
私は、手先足先が冷えて困っているのに。
汗ばんでいる?」と思ったのですが・・
なんでも手が汗ばんでいるのは、
体内の体液などの循環、
バランスが崩れている状態だとか。
確かに緊張すると、
手にべっとりと汗をかくときが
ありますね。
私も車の運転を始めた頃は、
毎回手にびっしょりと汗を かいていました。
「手に汗、握る場面」はスリリングな時、
でもそのス
第六十七話 人知を超えた緊急事態、あなたは誰に助けを求めますか?
もしも・・あなたの乗っている飛行機が
墜落しそうになったとしたら・・
あなたの乗っている船が、
沈みそうになったなら、
その時、とっさに何を思うでしょうか?
「これも人生だ」と達観するか
「死にたくない!」と思うか。
「助けて!」と叫ぶか。
ではその時、
誰に「助けて!」とすがりますか?
「神様、助けて!」
「仏様、助けて!」
「お父さん助けて!」
「(取引先の)社長、助けて!」
これは言わないですね。
絶対多数で
「神様、助けて!」です。
なぜなら、 これは人知では及ばないことだから。
この世には、人知では及ばないことは、
たくさんあります。
そんな時に、神様に「助けて!」と言える
縁を持っていますか?
今まで神様に手を合わせたこともない、
そんな人ほど、こうした命の危機になると
みっともないほど、「死にたくない!」
「神様助けて!」と騒ぐのだとか。
この世に絶対ということはないし、
必ず助かると、保証が できるわけではありません。
しかし、もし
「この中から一
第六十六話 相手の運勢を見極めるには
誰でも、運の良い人、
上昇気流に乗っている人と
おつきあいしたいでしょう。
成功した人に繋がり、
自分もより大きく
成功していきたいと誰しも思います。
しかし 今、ものすごくうまくいっているけれど、 その人の運勢が、 下降線に向かっているとしたら、
どうでしょうか?
その見極め方は、幾つもありますが、
その一つに、
「相手の中の奢り」があります。
言葉の端々にも
「自分は、特別なんだ」
「すごいだろう!」
相手の話の中から、
そんな匂いが段々強くなってきたら、
話のエッセンスだけ聞いて、
相手のふところには、決して入らないこと。
神様の世界にも
「傲慢は、神といえども真っ逆さま」
という言葉があります。
それぞれの世界で、
「神のような存在」と言われる方でも
その方の話や態度から、謙虚さが失われ
傲慢になった時には
時の早い遅いはありますが
必ず下降線の流れになって行きます。
「あれ、そう言われたのに
少しも下降線ではない、
相手の人は、ずっと 好調が続いているでは


第六十五話 ひな祭りの効用、娘が赤い糸の相手と出会うために
3月3日は、ひな祭りです。
女の子の節句ですが、
もしかしたら小学生、
中学生くらいまでの行事
と思ってはないでしょうか?
20歳を過ぎると、
もう何年もひな人形を出していない。
そういう家が多いのですが・・
ひな祭りは、結婚前の女性には、
とても大事なお祭りです。
なぜならひな祭りは、
娘が「赤い糸の相手と出会う」
その縁を祈るお祭りだからです。 昨年、ある人に
ひな祭りの意味をお話ししました。
その方は、
娘は20才をすぎているのだからと、
やはり、何年もひな人形を出して
いなかったそうです。
でも「知らなかった」と娘のために、
「この子にいいご縁がありますように」
「良い人と出会えますように」
心を込めて人形を飾り、
そして3月3日もちらし寿司などを作って
お祝いしました。
その後わずか3ヶ月。
とても相性のよい方と出会って
おつきあいが始まり、
1年後の今も家族ぐるみで
おつきあい続行中です。
なんと彼と(娘の)弟も仲良く、
弟の部屋でゲームをしたり話をしたりと
第六十四話 繁栄していく、判断の基準とは?
長い年月の間には、
判断に迷うこともあるでしょう。
どちらに決めたらいいのだと。
ある実力者の方から
こんなお話をお聞きしたことがあります。
「私は、物事を判断するときに、
儲かるか否かで判断をしたことは
ないですよ。
判断の基準は、
常にこれが正しいかどうかだけです。
そして判断をした後、
どうやったらその正しいことを
遂行できるかと考えます。
でもね、藤原さん。
正しいことを正しいように
押し通すためには、金がいるのですよ。
だから経営者は、
正しいことを貫くためにも
金を稼がなくてはならないのです。
利益は正義なのです。」
と言われました。
当時の私にとって
かなりのカルチャーショックでしたが、
今、本当にその通りだと納得です。
事業を大きくしていくために、
どんな判断基準をお持ちなのか、
それは「正しいか正しくないか」
という実にシンプルな答えでした。 #全記事一覧 #経営者の心得


第六十三話 人生に活かせる、パワーの授かり方
伊勢神宮外宮の参道には、
パワースポットといわれる石があります。
たくさんの人が手をかざして、
パワーをもらおうとしているのですが・・
本当のパワーの授かり方は、 ちょっと違うのですね。
どうしたら神様のパワーが
自分の中に入ってきてくれると 思いますか? 『欲しい欲しいと手を伸ばしたときには、
神様の力は中々その人の中に入ってきてくれない』
『神様の喜ばれること、人の為にと
本気で尽くそうと思ったときに、
神様の方からその力を入れてくれる』
私は長年の体験でそう感じています。
確かに皆さんが集まっている
パワースポットとしての石には、
パワーがあります。
しかしそれをもらった人は、
そのパワーを誰のために、
何のために使うのでしょうか?
その時だけの満足?自分だけのご利益?
それがはっきりしていないと、そして
その願いが神様の意に添っていないと、
淡雪が溶けるようにその人の中から
溶けて流れていってしまいます。
神社から外に出て、お土産を買ったり
何かを食べたりするときには、
もう


第六十二話 神縁のない人には、神様もそっけない
『神様に本当のお力を出して頂きたい
と思ったら、まず神様との縁を持つ』
それが実はとても大切な秘訣です。
人の世界でも、大事な願いの時には
事前にあいさつに行き、
顔つなぎをするでしょう。
まず人間関係を築いてから、
段々と本題に入って行く。
それを省いて
いきなり頼み事をしたら、
相手はまず
本気を出してはくれないですね。
あるいはほぼ断られます。
神様への願いごとも、
実はそれに似ています。
でもお仕事の面では、根回しや
人との関係の構築を
大事にする社長さんが、
こと神様に対してはその気づかいが
まったく抜けてしまうときがあるのですね。
不思議でなりません。 でもそれは
神様との接し方を知らないからだけ、
本当にもったいないのです。
このブログでは、神様との接し方、
本当の後押しを得る方法を
次々にお伝えしていきたいと思います。
急がば回れ!
人生には大きな願いの時、
勝負をする時は必ずあります。
だからこそ先に神様との縁を持つ、
これが一番の王道です。 #神


第六十一話 具体的な祈願は、いつ、どうやってしたらいいの?
一年の事業計画や大きな願いごとは、
いつしたらいいのでしょうか?
大きな計画、一年を通して、
あるいは何年もかけての大きな仕事こそ、
目に見えない神様の後押しが欲しいですね
その為に知っておきたい順番です。 まずは新年のあいさつ。
その時には昨年の御礼と
「今年もどうぞよろしくお願い致します」
というあいさつをします。
その時には具体的な願い事は控えます。
(もう新年はとっくに終わったではないか
と思うかもしれませんが、
神様の世界のお正月は実は立春から。
まだ間に合うのです)
その後で静かな時間、早朝などに、
事業計画などを見直して下さい。
心が洗われた後に見直すことで、
今まで気がつかなかったことに
気づくかもしれません。
計画をよりよくするための
ヒラメキが出るかもしれません。
また思いがけないご縁が開ける
かもしれません。
あれ?これでは不備だ、
これを足さなければと気づく
かもしれません。
その上で、 「ぜひ神様の後押しが欲しい」と思うときには、
二月の半ば過ぎ