第九話 あなたにとって、一番なじみが深い神社とは(その2)
『第八話 あなたにとって、一番なじみが深い神社とは』の続き それは市町村長に、転出・転入の手続きをはじめ、電話番号をはじめ、電気ガス水道などのライフラインなどの変更手続きをするのと同じように、本当は産土の神様にも転出・転入のご挨拶をしておかれたらよいのです。 ...
第八話 あなたにとって、一番なじみが深い神社とは
あなたにとって、一番なじみが深い神社というと、どこが思い浮かびますか? 本当は、産土の神様の神社(今、あなたが住んでいる土地を守ってくれている神様)なのですが、ほとんどの方が、子供の頃近くにあった神社と答えるのではないでしょうか。 ...
第七話 雛人形は、いつ頃から出して、いつ片付けたらいいですか。(質問に答えて)
「雛人形は、雛祭りの日が終わったら、 すぐにしまわないとお嫁に行くのが遅くなる」 等と言われていますね。 三月三日の雛祭りが終わったら、 いつまでも飾っておかないで、 早く片付けないと、娘もなかなか 片付かないよ (昔は、娘がお嫁に行くことを ...
第六話 結婚前に一緒に暮らすことは、良くないのですか(質問に答えて)
出来れば、結婚式を挙げてから、一緒に暮らした方がよいです。 なぜかというと、一つには、それが「けじめ」だから。日本人は、けじめをとても大事にします。そしてもう一つは、女性の親の気持ちを大事して頂きたいからです。 私達は、ついつい自分一人の力で大きくなったように思って...
第五話 現代版の花嫁道具 母の味を受け継ぐ
遠距離恋愛を成就させて、ついに結婚することになった百合さん(仮名)。 お祝いの言葉と共に「結婚前に何かお母さんの味を受け継いで、それを嫁入り道具の一つにして嫁いだらいいですね」とお伝えしたのですが、そうはいっても結婚前の忙しい毎日です。何ヶ月も何もしないまま、いよいよ結...
第四話 鏡餅の求め方を教えて下さい。(質問に答えて)
【ご質問内容】 本の中に、「プラスチックケースで、真空パックされたものの時には、必ず鏡餅の形をしているものを求めて下さい。中に小さな丸餅が幾つも入っている物は避けて下さい。」とありますが、スーパーで見たらほとんど「丸餅 何個入り」と書かれています。どうやって求めたらいいの...
第三話 鏡餅の上にのせるのは、橙(だいだい)だといわれていますが、みかんでもいいでしょうか(質問に答えて)
お正月のお供え物には、それに託していろいろな願いが込められています。 橙を飾るのは、家が「代々」続いていきますようにという願いが込められています。跡取りが絶えてしまうことを絶家という言い方をしますが、将来お墓を見てくれる人がいなくなるなどと考えると、やはり寂しいことです。...
第二話 お正月の鏡餅を置く床の間がないときには、どうしたらよいですか。(質問に答えて)
お正月に飾る「鏡餅」の中には、元旦から二十日の間、日の神様と月の神様が、たくさんの力が入るといわれています。そして翌日の二十一日に鏡開きをして、一家の長がその力を頂くのです。 床の間が一番良いのですが、無い場合には家の中で、神様をお迎えするのに相応しい場所はどこかと探してみ...
第一話 二十四節気 寒露
二十四節気とは、一般に「農耕作業の為の暦」と思われていることが多いのですが、それ以外にも大事な意味があります。 二十四節気は、文字通り一年に二十四回あります。大事な意味とは、人の身体・心・魂の栄養となったり、目には見えませんが魂の傷や欠けが出来たときに、それを蘇らせてく...