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お彼岸でお墓参りをするとき、気をつけることはありますか?

お墓参りの時に、 気をつけることはありますか? 今日は、このご質問に答えて *************************** お彼岸でお墓参りの心得という前に、 先祖供養の心得について、 少しお話ししたいと思います。 先祖供養は、 亡くなった先祖の供養と同時に、 私たち自身の命と血に対する感謝です。 数えきられないほど大勢の人(先祖)が 私たちが生まれる前に、 生き、そしてこの世を去っていきました。 その中の一人が欠けても、 今の私たちは存在しません。 ですから先祖供養は、 顔見知りのわずかな人だけと 思ってしたのでは、 半分もその意味をなさないのです。 お墓参りに行くときに、 「おじいちゃんのお墓参りに行こう」 といって出かけると、 供養を受けられるのは 「おじいちゃん」だけ。 寂しい思いをする先祖がたくさんいます。 先祖の方、皆が供養を受けられるように 「ご先祖様のお墓参りに行こう」 といってお参りをして下さい。 しかし・・正直なところ、 本当の意味で亡くなった方を偲び、 生前のいろいろに 感謝の気持ちを込めて語りかける相手は、 私たちが直接顔を知っている 人だけかもしれません。 おじいさん、おばあさん お父さんやお母さん 夫や妻など・・ 大切なひとりに・・ 会いに行くという人もいるでしょう。 その人との思い出を暖め 感謝の言葉を伝えるために・・ 人は、大事な家族との思い出を 自分の人生に重ね、 お墓参りをすることも少なくありません。 私もそうです。 しかし、だからこそ墓参の時、 先祖に対しての供養とともに、 自分たちの命に対する 感謝をすることに 深い意味があるのではないでしょうか。 今を生きることは、 辛いことも悲しいこともあるけれど、 それでもなお、 この世を旅立った方たちが 命ある私たちに 託していることがあるからです。 そして顔を知らない 遠い時代の人であっても、 その血を受け継いで、 今の私たちがあるからです。 そして今度は私たちから、 次の時代に繋いでいく、 そんな命のリレーを これからもしていくために・・ お彼岸中には、 ぜひとも「ご先祖のお墓参り」 に行って頂けますように! 【関連記事】 お墓参りで、してはならないこと  その2 お墓参りで、してはならないこと  その1 お彼岸のお中日と春季皇霊祭 お彼岸に、お墓参りが必要なわけ  その2 お彼岸に、お墓参りが必要なわけ  その1 春のお彼岸、 「入り花を折るな」の意味 お墓参りの時の言葉掛け お彼岸が、なぜ大事なのか  そして禁句とは *********************************** ◆ 神様のこと、神社参拝、神棚のこと  そして年中行事をはじめとする  日本のしきたりのことなどで、  分からないことやブログで  記事にして欲しいことはありますか?  ぜひお気軽にあなたの声をお寄せ下さい。  お待ちしています。 ご意見・ご質問はこちら

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