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効果のあるお祓いを受けるために その2

前話効果のあるお祓いを受けるにはその1 「お祓いが、気休めと感じられるのは、 受ける側の事前の準備が足りないから」 とお話ししました。

ではその準備ですが・・ まず、あなたが祓って欲しいことを 思い浮かべて下さい。 なにか思い浮かびましたか? もし今、思いつかない場合は、 「半年間に溜まった自分の中の汚れを 祓って下さい」でも大丈夫です。 でも具体的に 祓って欲しいことがある人は、 お祓いを受けて、 その停滞が、もしとれた後は、 どうありたいかも考えてみて下さい。 職場内(あるいは家庭内)の気まずさ、 仕事上の失敗による不信感、 心の中のこだわりなど、 取り除きたいことを書いてみます。 そしてそれを祓ってもらった後の あなたが望む理想的な状態を 思い浮かべてみて下さい。

たとえば「家庭内が気まずくて、 互いによそよそしく口もきかない状態」 それを取り除いて、 互いにいたわり合える 暖かい家庭を取り戻したい。 もしあなたがこう願っていたとします。 「そんなことは、 とっくにあきらめているのです」 という人も多いかもしれません。 心の中のわだかまりは、 いったんこじれたら 永遠に取れないモノと思っている。 普通はその通りです。 どちらも譲り合わない・・ですものね。 しかし諍いは、片方だけが悪い ということはまずありえません。 もし見なおしたときに、 「あぁ、自分のここが相手を 苦しめていた」 「身勝手だった」 「相手の立場に立ったら、これは 辛いだろう」 といったことに、 何か一つでも思い当たったら、 「自分の言動のそれを祓って頂き、 よりよく前に進めるように」 と心から願って下さい。 それを神様にお願いするのです。 実際にそれをした人が、 長年の親子の確執、 夫婦の冷戦・・など、 実際に解消していく場面を いくつも見てきました。

大祓で自分の中から 今までのこだわりが消えたという人は、 「今日父に長年の親不孝を詫びて、 そして今までのお礼を言ってきます」 といってその日、手をついて 父親にお礼を言ったそうです。 そしてその後お父さんからも、 取引先の人に 「息子を120%信頼している」 と言われるくらいに変わりました。 その方は、 「親子関係が崩壊寸前だった かつてが不思議なくらいです」 と言われます。 祓いは、自分にあるこだわりや、 自分が発してしまったことで 相手の中に残ってしまったしこりなどを、 祓って頂くものです。

だから「あの人の、 あの性格の悪さを祓って頂きたい」 は無効です。

しかし自分の不注意で、 人を傷つけてしまったこと、 それによる停滞は祓って頂くことが出来ます。 また自分の中にある慢心や憎悪なども 祓って頂くことは出来ます。

そのために「どんなことがあったのか」 と自分でも見なおしてしてみる必要があります。 つまり「悪いことをしてしまった」 「申し訳ない」と思うけれど、 自分が謝っただけでは、 とても取れそうもないことを 心から反省したうえで、 その上で神様にお願いするという 順番が必要なのです。

********************************* ◆ 神様のこと、神社参拝、神棚のこと  そして年中行事をはじめとする  日本のしきたりのことなどで、  分からないことやブログで  記事にして欲しいことはありますか?  ぜひお気軽にあなたの声をお寄せ下さい。  お待ちしています。 ご意見・ご質問はこちら

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