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効果のあるお祓いを受けるために その1

祓いを受けるにはでは、 出来れば大祓当日(六月三十日)に 神社に行って直接お祓い受けた方が 良いですとお伝えしました。 今日はそれに続きます。

では大祓の当日、 神社でお祓いを受ければ、 すべての滞りが祓われるのでしょうか? 今までの話を読んで頂いた方は、 「大祓で、今までの滞りが

一掃できるのならば、 ぜひお願いしたい!」 と思われたのではありませんか?

しかしお祓を節目節目に きちんと受けている人でも、 「やらないよりは、いいと思って」 「気休めかもしれないけれど、 しておいた方が気持ちいいから」 という人が多いのはなぜでしょうか?

それは祓いを受ける人の 事前準備が足りないからです。 半年に一度の大祓ですが、 それは半年間一度も掃除をしない状態に あると思って下さい。

男性には少しわかりにくいたとえで

恐縮ですが、台所などのガステーブルに 長年にわたってこびりついた汚れ、 これをキレイにするには

どうしたらいいでしょうか? 日頃の生活の中で ついてしまった汚れ穢れは これに少し似ています。

調理の際に吹きこぼれがあっても、 その都度ガステーブルを

拭き取っていれば、

ずっとピカピカのままですが、 一週間、ひと月、数ヶ月と その汚れを放置したまま

日を過ごしていると、 毎日使うガスの熱で こぼれた汚れは

がっちりと固められてしまい、 ちょっとやそっとでは

取れなくなってしまいます。

それを無理矢理はがそうとすると、 ガステーブルにも ひっかき傷のような傷が

残ってしまいます。

これに似た感じです。 人の心の中にこびりついた汚れ、 慢心、傲慢、時には憎悪などが、 もしあなたの目に見えたら きっと驚愕してしまうでしょう。 自分の中に

こんなにすごいモノがあったのかと。 それはオドロオドロしいほどです。 しかし大人の日々の生活の中では、 やむを得ないところもありますね。

だからそれを自分の中に残さない為の 定期的な祓いが必要なのです。 しかしそれを神様の力だけに頼り、 大祓の一日で取ってもらうのは、 かなりの無理があります。 神様のお力が足りないというのでは

ありません。 しかしそんなことをしたら

大変な痛みを伴います。 そして無理に強い力を加えたときには、 本体である心や魂に

傷がついてしまいます。

人の側で何の準備もしないところに、 社内の停滞を取る為に 『神様の大祓』がまともに効いたら かえって社内が大混乱します。 突然の目に見えない風をうけて、 社内が大荒れになったり、 耐えきれない人は

やめてしまったりするでしょう。 これでは神様にお願いして お祓いを受けたのに、 あなたの望む結果と 異なることが起きてしまいませんか。 あなたは「社内の停滞をとり、 皆がやる気を取り戻し一丸になって、 仕事に取り組んでくれること」 を望んでいるはずです。 これは家庭内にも言えます。 家庭内のぎくしゃくした空気を取りたい、 できれば互いにいたわり合う 暖かい家庭を取り戻したいと 願っているはずです。 それが大掃除のためとはいえ、 今以上に家庭内が大荒れ、 これでは辛くありませんか?

神様は、「人類は、わが子」

といわれます。 ですから、わが子である人の 本体である魂や心に傷がつかない範囲での 祓い清めになるのです。 もし、神社で大祓を受けたのに、 あまり変化を感じられなかったと 思われるとしたら、 その辺りにひとつの理由があるはずです。 明日は、大祓の前の事前準備の仕方です。

*********************************** ◆ 神様のこと、神社参拝、神棚のこと  そして年中行事をはじめとする  日本のしきたりのことなどで、  分からないことやブログで  記事にして欲しいことはありますか?  ぜひお気軽にあなたの声をお寄せ下さい。  お待ちしています。 ご意見・ご質問はこちら

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