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「この判断で、よかったか」と自らに問う時
- 藤原美津子
- 2016年4月7日
- 読了時間: 1分
「この判断でよかったか」
「この決断は、正しかっただろうか」
責任ある立場の人は、
いつも自分にそう問いかけているでしょう。
そして一人で考え、自らに問う時には、
側近の人にも、家族にも言えないことも
あるはずですね。
ある方から、こんなお話を伺いました。
経営者は、自分の判断がこれでよかったか
これで正しいだろうかと
常に、自らに問いかけています。
自分のまわりにいかにたくさんの人がいようとも、
それを理解してくれる人はいない。
それを理解してもらえるのは、
自分を支えてくれるまわりの人ではなく、
皮肉なことに、敵方の大将
もっとも手強い人だったりするのですよね。
だから経営者は、本当の意味で
神仏を頼るのだと思います。
「自分の判断は、
これでよかったのでしょうか」
自分には、その答えは聞こえません。
でも問いかけずにいられないのです。
それを問える大きな存在として
あるいは、許しを請うといっても
いいかもしれません。
どんなに知恵を絞り尽くし、
最善を尽くしたつもりでも、
神の目にはとうてい及ばないからです。
経営でも、人生でも判断を誤りたくない。
だから心の迷いを吹っ切って、
心静かに神の前に立つのです。
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