お正月の準備 その2 一夜飾りが、なぜダメか

一般に、「一夜飾りは良くない」 と言われますが、 それは、何か理由があるのでしょうか? 今日は、このご質問に答えて。 ***************************************** 一夜飾りとは、門松などを 元旦直前の大晦日に 飾り付けることです。 一般的にも、それでは歳神様に対する 誠意が欠けるからといわれます。 もちろん早くから準備するのに こしたことはないですが、 なにかと忙しい年末、 もし、歳神様が、 元旦の朝に来られるのであれば、 大晦日の夜遅くに飾っても、 何とか間に合いますね。 しかし大晦日の夜では、 間に合わないのです。 新しい年の歳神様は、 大晦日の朝一番に来ます。 その理由は、前の年の歳神様と、 神と神との引き継ぎをされるからです。 たとえば受験生がいる場合。 「この家は、長男の○○さんが、 大学受験です。 本人は、頑張って受験勉強をしてきました。 本人が、今まで続けて来た努力が 実を結び合格出来るように、 どうかよろしくお願い致します。 しかし本人は、性格的に優しいためか、 受験などのここ一番には弱い、 実力を発揮しにくいところがあります。 どうか試験の時に、 本人の実力を十二分に発揮出来ますよう、 どうかよろしくお願い致します。」 また赤ちゃんが誕生する予定の家や、 子供が、結婚する予定の家、 これから相手を見つけたい方がいる場合、 今年から来年に、 またがる願い事は様々にありますね。 それらが、今年の歳神様から、 新しい年の歳神様に引き継がれます。 職場でも、仕事の引き継ぎなしで進めると、 慣れるまで行き届かないことが出て来ます。 歳神様は、その家の幸せの為に、 一日早くに来て、新しい年の幸のために こんな引き継ぎをしてくれているのですね。 ですから門松などは、 必ず三十日の夜までに飾り付けて下さい。 (門松などの飾り付け方)

※マンションで飾る場合の一例をご紹介いたします。

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