仏壇があるのに、お盆で「先祖を迎える」のはなぜか?

こんな質問を頂きました。

「仏壇があるのに、 なぜお盆の時は

「先祖を迎える」のですか?」 たしかに疑問ですね。 お盆の時は、 迎え火・送り火を焚いて 先祖を迎え、そして送ります。 「自宅に仏壇があるのに、 なぜ迎え火を焚いて 先祖を迎えるのだろう?」 お墓に先祖を迎えに行くという 風習がある地方もあります。 では仏壇の先祖とお墓の先祖は、 違うのでしょうか? またお盆が終わって、 送り火で見送った後は、 仏壇の位牌は空っぽになって しまうのでしょうか。

実は亡くなったすべての方が 位牌やお墓に入れるわけではないのです。 亡くなった先祖の状態は、

「お墓にも位牌にも入れる」

「位牌には入れないが、

お墓には入っている」

「お墓に入れないけれど、 地獄ほど低いところにいるわけではない」

「地獄にいる」

「あの世で行き先が見つからず

宙をさ迷っている」

の五つに分けられます。 これは遺骨がお墓に 納められているかどうかではなく、

霊魂として そこに入れるかどうかの話です。 亡くなった方の霊魂が 「位牌やお墓に、入ることが出来るかどうか」 という意味です。 お盆の時に迎え火を焚いて お迎えするのは、 位牌に入っていない先祖です。 だから地方によっては、 お墓に迎えに行く風習があるのでしょう。 しかしそれだけでは、 はみ出てしまう方がいます。 それはお墓に入れない人たち、 そして地獄に落ちた方たち。 お盆の時期は、 『地獄の釜のふたが開く』と言われ 地獄から出てくることが出来ます。 その先祖をもお迎えすることに 迎え火の大きな意味があります。 お彼岸の時は、 地獄にいる人は 供養を受けることが出来ません。 お盆の時期は、 亡くなったほぼすべての方が 子孫から供養を受けられる 年一回の機会なのです。 「えっ?地獄に行っている人も?」 とキモチ悪く思うかもしれませんが、 その方達が一人でも欠けたら 今の自分たちはいないのだ ということを どうか忘れないで下さい。 普段忙しさに紛れて、 先祖のことを忘れがちな方も、 お盆、お彼岸の時は、 子孫としてまごころを 尽くせる時期といえるのです。

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