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神社とは、そもそもどういうところ? その2

神社で正式参拝をして頂く前に、

太鼓を叩くでしょう。

これは『降神の儀(こうしんのぎ)』 といって、

神様に降りてきて頂く儀式です。

そしてお祓いや、 神主さんの祝詞が終わると、

もう一度、ドンドンと太鼓を叩きます。

これは『昇神の儀(しょうしんのぎ)』 といって、

神様に元いた場所、 天高くの場所にお帰り頂く儀式です。

これは何を意味するのかですね。

つまり、この儀式をして神様が降りてくる、 儀式が終わったら天高くに戻るということは、

普段は、 神様いらっしゃいませんよということ。

天高い所から、 その神社をたずねた人のことを 見守っていてくれてはいます。

だから、「あなたがお参りに来た」 というところは見てくれるでしょう。

普段の参拝は、それで十分ですね。

でも神様に、特別にお願いしたいときには、 太鼓を叩いて、降りてきて頂いて、 そのお願いごとをお伝えするのです。

神主さんが常駐していないと、 神様に常にお呼びかけをしたり、

降りてきて頂く機会は、 どうしても、少なくなるでしょう。

その間に、お掃除が滞って、 お社の中などの空気が淀んだりすると、

神様が降りてきて頂くのに、 相応しくない場所になってしまいます。

そうすると、もうそこには 神様は降りて来て頂けません。

だから神道では、 祓い清めをことのほか 大切にするのです。

神様が降りてきて頂けるに 相応しい場所として、 清らかに保つためにも。

これはそれぞれのお家にも、 同じことがいえます。

ゴミ屋敷などにしてしまうと、 その家に、神様は、 なかなか来てはもらえない・・

そう思いませんか?

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