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第五十六話 鏡開きは、いつしたらいいの?

鏡開きは、一般に一月十一日。 そう思っている人が多いと思います。 でも、その日に鏡開きをすると、 神様から授かる力は半分に なってしまいます。 その理由は… 鏡餅の形を見て下さい。 丸餅が上と下に二つ重なっている 重ね餅ですね。 丸い形は、鏡を意味します。 神様の魂を表しているとも 言われています。

上のお餅には、太陽系の神々様が、 下のお餅には、月系統の神々様が それぞれお力を入れて下さいます。 日(太陽)は、昼を、 月は、夜を明るく照らします。 鏡開きは「長」の人が行う行事。 会社なら社長、家庭なら家長(かちょう)が 行います。 一人暮らしの方は、もちろん その人が行います。 「長」として、社内や家庭内を、 昼も夜も、明るく照らしていく力を そこで授かるのです。 実は、「十」は、神様を表す数字。 十日間では、 日の系列の神様か月の系列の神様の どちらか片方の神様の力しか入って いません。 十一日に開くと、半分の力しか 授かれないのです。 ですからぜひ、二十日まで待ってから、 二十一日に鏡開きをして下さい。 かつては一月二十日に 鏡開きをしていました。 徳川三代将軍徳川家光公が、 二十日に亡くなったため 二十日を忌み日として 十一日にするようになったのだとか。 ここでちょっぴりアドバイスを。 このブログを読んで頂いた方は、 「そうか、ぜひ二十一日に 鏡開きをしよう」 と思って下さると思います。 しかし・・ご家庭の中で 「鏡開きは、絶対に十一日!」 と言う人がいたら、家の中で 揉めますよね。 そんな時には、 あまり無理をしないで下さい。 今年は半分でも、 「ありがたく頂きます」と思って、 少しずつ進めていきましょう。 そして、家族の方への笑顔を忘れずに。 鏡開きの方法は、次の機会に…

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