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第四十一話 普段、神社にお参りをしない人の注意点

神社には、 毎朝のように早朝などにお参りをする人、 一日十五日に欠かさずお参りをする人、 初詣に年一回行く人など色々ですが、 今日は普段あまり神社に お参りをしない人の為の注意点を幾つか。 普段行かない人ほど、 神社にお参りしたらこれでもかというほど 願い事をついしがちです。 時々いらっしゃいますね。 初詣などで混み合っていて、 後ろで人が迷惑しているのに、 延々と願い事を言っている人が。

久しぶりにお参りした時の基本は、 神様へのご挨拶とお礼を中心にします。 何故かというと、 普段余り神社にお参りに行かない人は、 人と人との関係で言えば 大変にご無沙汰をしている形に なっているからです。 普段ご無沙汰をしている人に 会いに行くときには、何と言いますか? 「長らくご無沙汰をしてすみません」 「お世話になりっぱなしですみません」 こんな風に、ご無沙汰の挨拶から 入りませんか? それを抜きにして、いきなり 「ところで今回こんな事業計画があります。 幾ら貸してくれませんか」 「人を紹介してくれませんか」 「誰誰に紹介してもらえませんか」 と頼めますか? また相手が引き受けてくれるでしょうか? それは神様に対しても同じことが言えます。 もし、あなたが初詣すらしたことがなく、 突然「受験の合格祈願」や 「選挙の必勝祈願」をするのは、 かなり無謀な事だと思ってください。 神様はたくさんの方から たくさんの願い事を出されています。 その中で 何が最優先になるかという事ですが、 あなたが神様の立場だったら、 誰から優先するでしょうか。 当然普段からご縁のある人、 礼を尽くして接してくる人から という事になりませんか。 もしあなたが普段ほとんど 神社にお参りしたことがないのでしたら、 そのお願いはよほど心して、 誠意を尽くしてお願いすること・・・に尽きます。 初対面の人に、突然アポなしで 何かの口添えを頼むときに どうしたらよいか、それと同じような感じです。 偉い人になるほど秘書の方の段階で 門前払いされるでしょう。 相手は神様です。 ですから、まず会ってもらえるよう することが先になります。 そして引き受けて貰えるためには、 よほど計画がしっかりしていて、 八割方めどが立っているのが大前提で、 その上で誠意を尽くして お願いされたとき、はじめて 「考えてみよう」ということになりませんか。 ・・・本当は、 人に頼むときのことを例に出しては、 神様に失礼なのですが、 わかりやすい例えとして ご容赦頂きたいと思います。

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