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お盆の迎え火・送り火の時間は、何時ころですか?

お盆の迎え火は、 13日の夕刻に家の前で焚きます。 これは 家筋の先祖の方たちに その火を目印に集まってもらうためです。 だからその時に、一番大切なのは 先祖をお迎えするという心。 「○○家のご先祖さま、 今日から七月(八月)のお盆です。 お迎えの火を焚かせて頂きました。 どうぞこの火を目印においで下さい。」 と呼びかけます。 火を焚く時間は、 迎え火は送り火で少し違います。 迎え火の時間は、 薄暮の頃、日が落ちて少しした、 まだ明るさが少し残っている頃にします。 送り火はもう少し遅い時間、 7時過ぎの日がとっぷりと落ちた頃です。 その理由は、 年に一度の機会なので、 先祖に「お待ちしていました」 の心でなるべく早い時間にお迎えする。 先祖が帰る前には、 その前に夕食などを出して なるべくゆっくりとくつろいで頂く、 そんな先祖に対するもてなしの心からです。 それはお盆の飾りの中にも

あらわれています。 藁の馬と 茄子に楊枝を刺して牛に見立てた飾りです。 藁の馬は「馬に乗って早く来てください」 茄子の牛は

「牛に乗ってゆっくりお帰りください」 というご先祖へのメッセージです。 ですがお勤めなどの関係で、 薄暮の時間に 間に合わない場合もあるでしょう。 その場合は、暗くなってからでも かまいませんので、 迎え火を焚いてお迎えして下さい。 (その場合も、出来れば八時頃までに・・) また火をたく場所は、門や玄関の前です。 「おがら」に火を付けます。 (スーパーなどで、

お盆セットとして売っています) 迎え火・送り火の後は、 洗面器に水を用意しておくなどして、 火の後始末もきちんとして下さい。 地面でそのまま 火を焚いてもよいのですが、 風の強い日は危険なときがあります。 お菓子の缶なども、あと水を入れて フタをするなど工夫してみて下さい。 私は、本来の形では ないとおもいますが、

100円ショップの 小さなフタ付きの金属バケツを使っています。 火のまわりがとても良く、 おがらが燃え残ることもなく、 先祖を迎えることに気持ちが集中できます。

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◆ 神様のこと、神社参拝、神棚のこと

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