同じ墓に入りたくない、という妻にどう接するか
- 藤原美津子
- 2016年9月23日
- 読了時間: 3分
妻が、今は一緒に暮らすけれど 死んだ後は、自由にさせて欲しいといいます。 どうも仲のよい友達と、 一緒に入るお墓の検討をしているようですが どう考えたらいいでしょうか? 今日は、このご質問に答えて ******************************* 答えにくいご質問です。 それはあなたが、奥さんを 満足させていないから。 ですが「入りたくない」といっているのは、 どんな気持ちなのかですね。 奥さんは、血の繋がりという点では、 確実にあなたの親とも、 先祖とも繋がりはありません。 だから「この世だけのつきあい(ガマン) で勘弁して欲しい」 ということになるのでしょう。 これが実の親子ならば、 「自分もいつかこの世を旅立った時には 親と同じ墓に入り、 もう一度親に会えるような気がする」 と思うかもしれません。 しかし夫の家の墓となると、 「亡くなった後もう一度、 会わなければならないのだろうか?」 「お墓って骨壺どうしが、 くっつくように置かれているよね。 身体が触れあうみたい。 今までよりも密接?」 と思うとそれだけで引く人もいます。 生きているうちはともかくとして 「死んだ先まで一緒はイヤ」 という人は、案外多いですね。 しかしこの言葉が出るのは、 誰しもが、「死んですべてが終わる」 とは思っていないからですね。 ただ「夫の家の墓に入りたくない」 というのが、仮にホンネだとしても、 それがあの世で どんな影響があるかが問題ですね。
あの世に行く時に、 問題が起きる可能性があります。 それはその人の 「肉体としての力が尽きているのに、 死ねない」という現象が 起きるかもしれないからです。
人が亡くなるときには、 「あの世から迎えが来る」 と言われています。 そして迎えが来ないと、 死ねないとも。 誰が来るかですが、 原則は、その家の先祖が来ます。
例外は、次の世で神様や 菩薩様のような貴い仏様の世界に 行かれるような人の場合です。 そのときは神様や 高い位の仏様が、 直接迎えてくれるかもしれません。 しかしほとんどの人は、 そんなに高いところに 行くことは出来ないでしょうから、 先祖が来ることになります。 問題は、寿命が来た時に、 迎えに来てくれるかどうか。 「同じ墓に入りたくない」 といったのですから 来てもらえない可能性があります。 「仲のよい友達何人かと 同じ墓に入りたい」 という人もいますが、 どんなに仲良しでも 友達の先祖は来てはくれません。 健康ならば、長生きしたいのは 誰もが願うことですが、 死ぬに死ねないという事態は、 できればさけたいとは思いませんか。 子供にも迷惑をかけます。
まずは、夫であるあなたが、 妻は、重たい空気のような存在 などと思わずに、 今までの倍、 ありがとうの言葉をかけて 共に暮らす時間を 意味あるものにして頂くことと思います。 どんなにいやなことでも、 楽しいことでも、 いずれは、終わるときが来ます。 そのときに、 いい思い出にする工夫を してみては如何でしょうか。
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