どんなときに人の本心が見られますか?
・どんなときに人の本心が 見られますか? ・人の本心を知るには、 どうしたらいいですか? 何人かからこんな質問を頂きました。 *********************************** このご質問をしてこられた方は、 きっと今、幸せなのでしょう。 なぜなら人の本心が、一番見られるのは、 自分が不遇の時だからです。 たとえば経営をしているときに、 仕事がうまくいかなくなったり、 倒産などをしたときには、
いやと言うほど 人の本心を思い知らされます。 人はこんなに表裏があるものなのか、 良い人だと思っていたのに・・ あんなに面倒見てあげたのに・・ 手のひらを返すようだ・・ 逆境の時ほど、 その人の本当の姿を 見られる時はありません。 観音下座の業(かんのん げざのぎょう) という言葉を聞いたことがありますか? 観音様は、高いところから 見ているだけでなく、
私たちの足もとにいて、 下から人の本当の心を 見ていると言われます。
人も、人生の中でつまづいたり、 穴に落ち込んだりして、 下から人の本当の姿を 見る時があるかもしれません。 見たくもないけれど、 見させられることがあります。 そんなことは、人生の中で 絶対に望むことではありませんが、 しかしもし仮にそんな場合でも、
観音下座の業として、 人の表裏をよく見れば、 それを乗り越えたときに 一回り大きな自分に なっていることでしょう。 そしてもし、あなたの友人、知人の中で、 そんな逆境に見舞われている人が いたとしたら、 その人に接する態度や心は、 観音下座の業をしている人に、 そのまま見られます。 また神仏にも、その心を そのまま見られていると思って下さい。 幸せなときには、 人の心の痛みに鈍感なときがあります。 だから知らず知らずに 人の心に爪を立ててしまうこともある。 しかし神仏は、それをその人の心 その評価として見ています。 あなたがもし今、順風満帆だったら、 人の心の痛みに気づける暖かさ それを包み込める大きな器を ぜひ目指して下さい。 それが人の心を知る 一番の近道かもしれません。 *********************************** ◆ 神様のこと、神社参拝、神棚のこと そして年中行事をはじめとする 日本のしきたりのことなどで、 分からないことやブログで 記事にして欲しいことはありますか? ぜひお気軽にあなたの声をお寄せ下さい。 お待ちしています。 ご意見・ご質問はこちら