心が深呼吸する時間を持ちませんか?
本当に当たり前のことだけれど、
大人になると、大なり小なり
自分本来の素顔ではなく、
少しだけ違う自分を演出して、
無意識のうちに
仮面を付けて人に接している。
あるいは心の中に、
よろいを着て、肩に力が入っている。
無防備ではいられない。
そうしないと、自分の心には
たくさんの傷がついてしまう。
素顔のままありたいという自分と、
その自分の心の中に
土足で踏み込まれる不快感を
味わいたくないもう一人の自分と。
普段は自分の立場上、
作り上げた、もう一人の自分と
暮らしているかもしれません。
しかし
時には、その仮面を外しませんか?
心のよろいを脱ぎませんか?
それは『対、ひと』の前ではなく、
神仏の前。
もしそういって支障があるならば、
大自然の懐に包まれて。
海岸で波の打ち寄せるのを無心に眺める
静かに山あいの精気を吸い込む
渓谷などのせせらぎの音を聞きに行く、
普段都会で戦っている人が、
大自然の中に身を置くと、
不思議なほど素直な、
そして安らいだ気持ちになれます。
もしも何かの答えに行き詰まったとき、
日の出の少し前から待って、
水平線から上る日の出を眺めるのも、
心洗われ、あなたの迷いを
ぬぐい去ってくれるかもしれません。
おつきあいで、
ゴルフにいくのも大切なこと。
しかし自分が少しだけ仮面を外して
自分自身の素顔に戻って
呼吸する時間も
大切と思いませんか?
日本人にとっての神様は、
大自然の中にいるとも言われます。
心が清らかになる時間、
心のよろいを外せる時間、
そんな時間が、
あなたの心にきっとゆとりと
新たな活力を与えてくれるでしょう。
もちろん早朝の神社に
お参りするのも、心洗われます。