本物の経営者は、目に見えない力を味方にしている
「事業に成功したのは、自分の実力だ。
そして人の何倍も努力したからだ」
という人がいます。
それは確かです。
しかし人の成功の背後には、
自身の実力や努力の他に、
「運」や「縁」や「ツキ」
さらには、
目に見えない何らかの力の
後押しがあって、
大きく成功していると言えます。
実は成功した方の多くは、
このことに気がついています。
だから本物の経営者は、
神様の存在をだれよりも
感じているかもしれません。
ある経営者の方が、
会議の中で、息子たちにたずねました。
十年間で、十倍に売り上げを伸ばした
ことについてです。
「うちの会社が、この十年間
なぜ毎年伸び続けてこられたかわかるか?」
「それは、オヤジが頑張ったから」
「それは、自分もこれだけ貢献したから」
「○○社と、大きな取引が出来たから」
しかしお父さんは、こう言いました。
「いや違う。皆、頑張った。
しかし最大の理由は、
一にも二にも強運だったからだ!」
「だから、この運を離してはならない」
そうお父さんは告げたかったのでしょう。
この方は、出身地の村の
小さな神社ではありますが、
一人で、ほとんど建て替えが
出来る程の寄付をして、
地元の発展に貢献しています。
外国の方は、
そうしたことを浄罪と言われるそうです。
確かに事業をしていると、
法に触れはしないものの、
知らず知らずのうちに、
罪を犯している?
こともあるかもしれません。
外国の大富豪といわれる方は、
驚くほど多額の寄付をされることがありますね。
しかし日本では、罪を消すというよりも、
そのまま目に見えない加護と後押しに、
心からの感謝の気持ちで
「(寄付を)「させていただく」ほうが、
より自然で、
この先も目に見えない力を味方にして
成功していく力を授かれでしょう。