日本酒とお神酒の違いとは
日本酒とお神酒の違い、ご存知ですか?
見た目は、まったく同じです。
「どこかに違いがあるのですか?」
と、思いますね。
それは、飲んでみればわかります。
お神酒は、とてもまろやかになります。
神様にお供えした日本酒に、
神の恵みが入ったものが、お神酒。
私の所に来た人に
お神酒を差し上げると、
はじめは、
「いや、
僕は、日本酒は飲まないんですよ」
と言っていた方でも、
いつの間にか、
「お神酒って、本当に美味しいですね」
と口にしているのです。
しかし・・その人と外の会食で
お会いしたときに頼んでいるのは、
「チューハイ!」
「あれ?冷酒ではないのですか?」
と尋ねると、
「いや、
お神酒のおいしさが忘れられなくて、
つい外でも頼んでしまうのです。
でもお神酒とのあまりの違いに
いつもがっかりして、
もう外では、
チューハイかビールにしているのです。」
そのくらい、味も香りも違う・・
二日酔いもほぼしません。
日本酒が、まずいわけではないのです。
でもお神酒が、格別においしいのですね。
日本酒を研究している
お酒博士の方もこう言っていました。
「おいしくなるのは、わかるが、
成分の分析が出来ない」と。
でもこれは、お神酒だけでなく、
すべてのものは、
そこに神の恵みが加わると
格別の味わいになるのですね。