「社長就任の時の、これは、禁句!」運を遠ざける言葉 その2
禁句その2 「重責をになって・・」
新たに社長になった方、 何かの大きな役職に就く方が、 就任の挨拶の時に述べる言葉。
挨拶の中で「社長の重責を担って・・」
という言葉、よく聞きませんか?
しかしこれを口にすると、 その人に取って、本当に重荷になります。
責任ある態度じゃないですか。 このどこがいけないのですか? と詰問されたこともあります。
しかし重いか、軽いかは、本人の感じ方。
同じ荷物でも、重荷と感じる人と、 そうでもないと思う人に分かれます。
実際に乗り越える時、
どちらが大変でしょうか?
「重荷だ」と言葉に出した途端に、 本当にその人に取っての重荷になります。
なぜなら、これは本音、 就任の時に不安でない人は、 一人もいません。
つまり『念と言霊』が一致しますから 現実に発動するのです。
そして「重荷だ」の言葉には、 =「負担だ、苦痛だ」の思いが、 くっついているからです。
やがては「なぜ、自分ばかりが・・」 と続きたくなります。
その役目を引き受けたのならば、 その役目から逃れられないのならば、
重荷といわずに、 「大きな役目」と言い換えた方が、
乗り越えやすくなります。
特に
優秀な経営者を父に持った2代目の方が、 その後を引き継ぐときには、 本人にとって重荷であることは
間違いないのです。
しかし乗り越えられるからこそ、 その人の息子に生まれてきている
のでしょうし、
それを担える人にしか、
その役目は回ってきません。
そして大きな役目を 引き受けるときの絶対的なポイントは、
「重責」ではなく「大きな役目」そして
「喜んで引き受けさせて頂きます。」
の覚悟です。
出来るからこそ 自分に回ってきたと本気で信じて、
喜んで引き受けましょう。
必ず乗り越えられます。
幸運の女神は、
「天から与えられた役目を、
喜んで引き受ける人」に微笑む