お彼岸に、お墓参りが必要なわけ その1
今日のお話しは、 「死んで花実が咲くものか」 「死んだら総てが終わる」 と思っている方は読まないで下さい。 意味がありません。 しかし「亡くなった後でも、 その方の霊魂は生き続けている」 と感じている方にとっては大事な話です。 亡くなった方は、一年の中で年四回、 あの世から出て来てよい時期があります。 それは春秋のお彼岸と、お盆、 そしてご本人の命日の四回です。 そしてその時に受けた供養は、 故人のあの世での大きな力になります。 簡単に言うと、 「あの世での行き先が変わる
(よくなる)」可能性があります。 あの世には、「天国と地獄しかない」 と思っている方が多いかもしれませんが、 その間にたくさんの階層があります。 そしてその行き先によって、 「位牌にも墓にも入れる人」 「位牌には入れないが、墓には入れる人」 「墓に入れないけれど 地獄ほど低いところではない人」 「地獄にいる人」 「あの世での行き先が見つからず、 宙を迷っている人」 に分かれます。 お彼岸は、お墓参りが中心ですから、 この位牌に入れない人も供養を受けられる 貴重な時期です。 (地獄の人と宙を迷っている人は、除く) ですから心を込めて、 お墓参りをしてあげて欲しいのです。