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第五十七話 一月二十一日の鏡開き

「なぜこの時期に鏡開き?

もう鏡開きはとっくに

終わったではないか」

と言われるかもしれません。

今日のお話しは、

9日のブログで、「鏡開きで

【そこに込められた神様の力】を

全部頂き方は、二十一日に」

とお伝えし、鏡開きを

待ってくれていた方へのものです。

お待たせしました。

大事な力、総て受け取って下さい。

今日はそのやり方をお伝えします。

まずは鏡開きを行う人ですが、

必ず一家の長、会社の長が行います。

これは副社長であっても

「副」の人ではもらえない、

家庭では「奥さん」が

代行出来ない行事です。

絶対に家長、社長が行って下さい。

実質奥さんが実権を握っていたとしても、

絶対にやらないで下さい。夫がします。

ただし夫が亡くなっている場合は、

奥さん、お母さんが家の長として

家を支えているわけですから

行って下さい。

(息子がいる場合は、その子が

十五才になったときに「家長」を交代します。)

次に鏡開きのやり方。

一般に「鏡開きは、包丁で切ると

切腹に通じるから、木槌(きづち)で

叩くのがよい」といわれていますが、

その前の儀式こそが大事。

その前にお餅を叩き割ってしまったら、

二十一日まで待っていた意味がありませんのでご注意を。

大事な儀式、鏡開きは次のようにします。

まずは、心を鎮めて鏡餅に正対します。

そして柏手を打ちご挨拶をして下さい。

例として

「ただ今から鏡開きをさせて頂きます。

家長として(社長として)いかなる時も

(家庭を、社内を)明るく照らし、

束ねていくことが出来ますよう、

どうぞよろしくお願い致します」

というようにご挨拶をし、

鏡餅に込められた神様の力を

自分の中に受け取って下さい。

正式なやり方はありますが、

ブログではそこまでお伝えしきれないので

次のようにして下さい。

鏡餅の中から

一家の長として、(社長として)

大切な一年の力を授かるのですから、

家族のことを思い(会社のことを思い)

手を合わせて下さい。

そして心を鎮めて、1~2分位坐っていて下さい。

その鏡開きの儀式が終わった後は、

お餅をお下げして、

砕いてお汁粉にして食べても、

揚げ餅にしておかきとして食べても、

お好みな食べ方でどうぞ。

大切な事は、

『鏡開きの時に、心底家族のことを思い、

会社のことを思い、神に正対すること』

お仕事が充実している方ほど、

家族と過ごす時間は少ないかも

しれません。

社内にいる時間が少なかったり、

規模が拡大すれば社員一人ひとりと

接する時間はほとんど取れないかも

しれません。

そういう意味でも必要なのです。

家長、社長は、太陽としての存在。

太陽は遠くからでも、地球全体を明るく

照らす力を持っています。

普段接する時間が少なくても、

太陽の様な力を持って、明るく暖かく

そして力強く家や会社を照らすことが

出来るからです。

どうぞ心を込めて行い、家族をそして

会社を照らす存在となって下さい。

家にある鏡餅の場合は家長としての力、

会社にある鏡餅の場合は社長としての力を

授かります。

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