第十九話 相手の心を満たす、ビールの注ぎかたは
- 藤原 美津子
- 2014年7月16日
- 読了時間: 2分
歴史あるビアホールなどには、ビール注ぎの名人がいたりして、その人が注ぐと、泡が細かくぴったりと覆って、最後まで美味しく飲めるのだそうです。 私達は、そこまで行かなくても、ビールなどを注ぐときのちょっとした心遣いで、相手との距離をぐっと縮めることが出来ます。 だからこんなマナー違反は、しないでおきましょう。 ・何も言わないで、ドボドボと注いでしまう。 ・相手のコップからあふれても気付かないで、相手の手まで汚してしまう。 互いのグラスに注ぐのは、相手に対する思いやり。そして言葉を変えれば、「それを通じてあなたの心を満たしたい」ということですね。だからその思いを添えましょう。 「さぁ、どうぞ」と、暖かい言葉と心を添えて注ぐ。親しければ「お疲れ様!」初めてならば「どうぞよろしく」と言ってもいいですね。そして「いゃ、飲めないので」という人には、「何がいいですか」「何がお好きですか」と相手の心を満たせるものを聞きます。 飲めない理由は、本当に飲めない人と、体調を気遣っての人や、お車で来ている人などいろいろです。でも「どこか、お悪いのですか?」と聞くよりも「今日は、お車ですか?」という一言の方が、暖かいですね。そして会話のきっかけも生まれます。 そしてこれは案外知らない人が多いのですが、注ぐときにビール瓶のどこを上にしたら良いと思いますか? ビールには、アサヒのスーパードライや、キリンの一番搾り、サッポロ黒ラベルなどのブランドを示す、ラベルが貼ってありますね。 そのラベルを上側にして瓶をもち、相手の方に注ぐと良いのです。 ビールをつぐときには、泡が勢いよく出て瓶をつたうことがあります。ラベルを下側にして瓶を持つと、その泡でブランドマークを濡らしたり、汚したりしてしまうこともあります。 ビール会社の人が、精魂込めたものに「これが我が社のブランド」とそのラベルは表しているのですから、泡がだらだらと垂れて、ラベルを汚すような心ないことは避けましょう。 それは丹精込めて作ってくれた人に対する心配りでもあるのです。そして「いただきます」の心を、作り手に対してもさりげなく示せる・・そんな心遣いが自然に出来たらステキですね。
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