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第十話 初宮参りの時の神様

  • 藤原 美津子
  • 2014年5月14日
  • 読了時間: 2分

『心を添えてこそ美しい、日本のしきたり』の本にも書きましたが、お七夜の時から三歳の誕生日までの間、赤ちゃんの魂は、産土の神様の懐に抱かれて育てられます。三歳までの記憶があまりないのは、その間に起きた出来事などは、すべて神様が受け取られるからと言われています。 そして初宮参りにご挨拶をして、産土の神様の氏子となります。その子が神社に遊びに来れば、私達は気がつかなくても、神様は「よく来た」と頭をなでたり、力を与えてくれたりします。 ちょうど「おじいちゃん!」といって遊びに行けば、頭をなでてくれたり、お菓子をくれたりするように。離れていっても、いつも心にかけてくれている。初宮参りでお参りをした神社の神様(基本的にお七夜の時の神様と初宮参りの時の神様は同じです)はそんなご存在です。 ですから、もし初宮参りをした神社からすでに別の地域に移り住んでいる方は、そこがご実家の近くであれば、里帰りをするときに神社に立ちより、今までのお礼と、ご挨拶をしないですでに引っ越しをしてしまいましたが、今、○○に住んでおります。どうぞよろしくお願い致します。とご挨拶をしたらよいでしょう。 こんな感じで言ったらよいでしょう。 「今まで長いこと見守って頂き、本当にありがとうございました。この土地を離れてからもう(十年)も経ってしまいましたが、ご挨拶が遅くなりました。今は、神奈川県の小田原市○○に住んでいます。どうぞよろしくお願い致します。」

 
 
 

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